八重山マラソン参加の旅(1)

ああ、書こうと思ったらザウルスのデータが消えてる・・・いや、間違って消したんだな、これ。
この日は朝7時に盛岡駅西口をバスにて出発、花巻ICなどで他の参加者を拾いつつ仙台空港へ。
そうそう、出発式をしたんだけど、いつもながら報道陣が多かったです。
さて、初めての団体行動、初めての長距離旅行に、あるちゃんはもっと興奮するかと思ったのですが、意外や意外、外面のよさを発揮しおとなしく過ごしていました。
もっとも、バスの中では程よい揺れにて1時間おきに寝て起きてを繰り返していたのですが。
空港についておむつ交換をするやいなや、もう搭乗です。
ここでもあるちゃん、スチュワーデスのお姉さんに愛嬌をふりまき、手をあげる仕草はいっぱしの芸能人か金日成か(笑)。
席についてからも、おとなしくはしているものの動きはせわしないものがあります。

よい子にしているうちに7時間ほどが経過、憧れの那覇空港に到着です。
ホテルまでのバスでは、岩手朝日テレビのアナウンサーさん(沖縄出身)がガイドをしました。
しかし、ここであるちゃんのガマンもプッツン、話してるそばから「ウキャッ!」
「ばーばーばー!」と嬌声をあげます。
アナウンサーさん、「ああ面白くないガイドにあるとちゃん抗議してますねぇ」と
フォロー(笑)、ありがとうね。
ホテル到着と同時に完全に切れたあるちゃん、ブーイングの声をあげつつも嬉しそうにバスを降りました。
天候はあいにくの小雨、とりあえずホテルのお部屋にて休憩とあいなりました。

その後、ホテル近くのちょっと古い沖縄そばの店にて夕食。
※さっきデータを消去したのは、この店について。
※店内には「ちゅらさん」えりぃ役でおなじみ、国仲涼子ちゃんのサイン色紙も飾ってありました。
沖縄そば定食(小)2つとゴーヤーチャンプル1つ、あるちゃんはそばをいっぱい食べました。
じゅーしぃという沖縄の味付けご飯も気に入ったようで、パクパク食べました。
三越でおむつ交換して街(国際通り)をちょっと散策したところで雨が強くなったので、この日はおとなしくホテルに帰って遊びましたとさ。
明日は天気も悪そうだから、レンタカーで海洋博記念公園に行く予定・・・早く寝ようね・・・しかし、この日もあるちゃんは夜更かしさんでした。

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この日は朝から土砂降り、雨雲はだんだんに北上するそうですが、気温も低めで期待できません。

レンタカー会社まではちょっと距離があったのでタクシーにて移動、少し早めに着いて手続きを済ませ、さっそく出発です。
と、猫ダンナ、まだ3回くらいしかいじったことのないオートマ車に「?」の様子。
しかし、私に運転させるよりは自分が運転した方がはるかに安全と、私にはハンドルすら握らせません(笑)。
5分くらいあちこちいじって、やっと出発したはいいけど、沖縄道に出るまでにかなり道に迷いました。
そういえば去年もカーナビ搭載車に乗ったけど、かなり迷ったっけ。
その時、猫ダンナいわく「これ去年と同じ道だぁ!」・・・去年と同じ場所で同じように迷ったようです(笑)。
学習機能未搭載とはこのことか・・・それでもつとめて明るく「来年の教訓にしようね~」と話す私、なにげに「来年も来るぞ」と匂わしたりして。
この時点であるちゃん、既にトランス状態・・・こくっ、こくっと夢うつつになっています。

さて、そうこうしているうちに沖縄道に出て、ここからは順調に北上です。
途中あまりにも雨が激しいので、ワイパーをせかせかと動かしながら走りました。
そういえば去年はちょっと肌寒くて、沖縄って気分じゃなかったなぁ。
今年は気温はそこそこなんだけど、土砂降りで観光も気乗りしません。
本当は名護パイナップルランド(だっけ?)でパイナップルの食べ放題もしたかったけど、これじゃあ無理かもしれない・・・。
あれこれ考えているうちに、海洋博公園に到着しました。
まだ眠いあるちゃんを無理やり起こしてミルクタイム、おむつ交換タイムです。
もう11時で、雨はだんだんと小雨となり、やがて晴れてきました。
午前中観光の団体は、雨合羽着用、傘持参でバスに乗り込んでいます。
よかった、あの時もし道に迷ってなかったら、雨に当たっていたかもしれない。
たまには猫ダンナの失敗も、いい方に転ぶこともあるんですね(笑)。
公園じたいしっかり管理、整備されていて素晴らしかったんですが、また雨が降ると困るのでザウルスは車中に置いて出ました。
この日の1番のお目当ては、水族館。
入ると大小さまざまな魚の泳ぐ水槽があり、あるちゃんに見せると不思議そうに眺めています。
そのすぐ奥には小さなウミガメ2匹の入った水槽があって、あるちゃんが近づくと2匹もあるちゃんを見て寄ってきます。
ああ、ザウルスがあったら画像を撮れたのに・・・あるちゃんとウミガメくんたちのお見合いはしばし続き、それがあまりにもかわいい感じだったので、とても残念で
す。
中に入ると大きい水槽があって、巨大なエイ、サメ、その他いろいろな沖縄の海の魚がいました。
私の好きなクマノミも、大きなイソギンチャクに隠れて泳いでいます。
大きな魚が通るたび、外国人のお客さんがカメラのストロボを点けています。
私も、水槽をバックにあるちゃんと猫ダンナを撮りました。
あるちゃん、これが何なのか、生き物なのか、わかっているのかなぁ・・・。
土砂降りと道に迷ったのとで到着が大幅に遅れたので、ここだけで観光を終わり、空港に向かいました。
けっこう早く着いたので、荷物を預けてのんびりできました。

あれから石垣島に到着すると、空港には地元のランナーに混じってKNさんご一家が出迎えてくれました。
KNさんは私の高校時代の知人でピアニスト、ダンナさんが農水省関係の研究職にあるため全国を転々として、今ここにいるわけです。
他に元気な3兄弟がいて、みんなあるちゃんを歓迎してくれました。
長男クンは私の荷物を持ち、次男、三男クンは走り回っています。
あるちゃんは、そんな元気に押されてビビりまくりか、結構おとなしくなっていま
す。
KNさんの住む公務員住宅に案内され、たくさんの沖縄料理をご馳走になりました。
しかし私、あるちゃんがなかなかなじめず泣くことから思うぞんぶん食べたとは言いがたい状況、残念です。
あるちゃんは社会性が育っていないため、3兄弟が一生懸命に遊んであげたりおも
ちゃをたくさん出して喜ばせようとしているのに、1人で遊んだり私の元に泣きついてきます。
KNさんが「こっちのお母さんにおいで~」と抱っこしては泣き、ダンナさんが
「じゃあおじさんはどうだ」と近づいては泣き、もう眠くてぐずりがはいっているにもかかわらず興奮して眠れない様子。
ああ、猫ダンナが抱っこしても「もうイヤ」状態のあるちゃん、私は石垣の魚の刺身も、ソーキ(豚骨付き肉の泡盛煮)も、果物も食べられなかった(涙)。
かろうじて大好物、ジーマーミ豆腐(生ピーナツとでんぷんで作るらしい)は食べたけどね。
ここを出て車で送ってもらったのがむ20時過ぎ、すっかりお世話になってしまいました(毎年のことですが)。
明日はいよいよマラソン当日(あくまでも猫ダンナだけね)、というわけで、ホテルに着くと私たちは早めに就寝したのでした。



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